レ・サンクカルネ

kmfar2006-03-26



[オクリモノ探検]では、
大事な贈りもの選びに
インスピレーションを
与えてくれそうな、
眺めているうちに自分も
欲しくなってきちゃうような、
そんなお店を、さがしに
いきたいと思います。



★★★



古本屋で、この写真の図録を見つけたとき、
そこに描かれた子どもがもう、ねじりたく(?)なるくらい
かわいくて、家に帰ってからもやっぱり忘れられなかったので、
次の日、財布をにぎりしめて買いにいきました。



しかし、この図録について、またこの絵を描いた
「エルベ・モルバン」という人について、
わたしは詳しいことをまったく知らず、購入してから奥付を見ると、
「Utrecht」の文字が。そう、現在は中目黒のマンションの、
赤いドアの一室に店舗を移したあの、ユトレヒト



けれども、ユトレヒトのホームページにはエルベ・モルバンの
別の図録の表示が出ていて、わたしが持っているのとは、
なぜかちがう。



で、ようやくたどりついたのがレ・サンクカルネ*1でした。



以前に、エルベ・モルバンの原画展がユトレヒトと、
レ・サンクカルネの姉妹店である、
青山のオルネドフォイユ*2の両店で開かれ、
それぞれのお店で図録が販売された様子。
わたしが見つけたのはレ・サンクカルネ版だったわけです。



そして、このレ・サンクカルネのホームページで
見ることができる、数々のエルベ・モルバンのポスターの
なんとあざやかなこと。



ポスター以外にも、ショルダーバッグや、キーホルダーなど、
パリやオランダからやってきた特別な小物を見ることができます。
いいなあ、と思うものはやはり「SOLD OUT!」が多いのが残念。



また、姉妹店のオルネドフォイユのギャラリーではただいま、
あの!京都の恵文社が「出張」している模様です。
限定の冊子を見に、わたしも近々のぞきにいこうと思っています。



この、オルネドフォイユのホームページにも、たくさんの
すてきな小物が紹介されています。
個人的には、ドットのカップをお店で見たら、もう絶対に
買ってしまいそうな気がして、行く前から、
ちょっとびくびくしています。


ちなみにエルベ・モルバンはサヴィナックとほぼ同時期に
活躍したフランスのポスター画家。どうやら5月にサヴィナックの
日本でははじめての作品集が、発売されるようですが、
エルベ・モルバンの作品集はまだ洋書でしか出ていません。