出産のお祝い

kmfar2006-09-07



メートルに包んでもらいました。
彼女は、包むのが得意です。


古い友人に男の子が生まれたので、そのお祝い。
100%ORANGEのTシャツ二組と、ブランケット。


出産祝いだとついつい赤ちゃんのモノをあげるイメージですが、
ぼくは、新しいパパとママにもなにかをあげたかったのです。


とはいえ、生まれてから一月以上も経ってしまいました。
その間にも、ぐんぐん成長しているんだろうな。


早く、会いに行かなきゃ!

誕生日のお祝い

ようこそ! サヴィナック、わたしの部屋へ。
この本のタイトル、『レイモン・サヴィニャック フランスポスターデザインの巨匠』ですが、
はじめに「サヴィナック」とおぼえてしまったので、
このほうがなじみがいいのだ。「ニャック」が本来の
発音に近いのかもしれないけど、まあ、許してほしい。


あなたの名前を、このぽんこつ頭にインプットしたのは、
恥ずかしながらごく最近だ。
2年前にひらかれた「本屋さんの仕事」という講座の中で、
あなたの名前を聞いた。その直後に偶然立ち寄ったギャラリーで、
あなたのポスターが展示されているのを見て、やあ、これは
こないだ聞いたあのひとだ、と気がついた。


偶然、という言葉のもつ未知の高揚感と、実際に目にした
あなたのイラストに魅了されて、わたしはその日、何枚か
ポストカードを購入したのだけど、冬の引越しのごたごたで
すべてどこかへ消えてしまった。青い紙袋に入れて本に
はさんだところまでは覚えているのにな。


でも、それからあちこちで、あなたのイラストを目にすることに
気がついた。なくしたポストカードもすぐに、別のところで売られて
いるのを見つけた。こちらにサヴィナック、あちらにサヴィナック、
あなたの名前は邪気のないいたずらのように軽やかだ。
そしてあなたのイラストも、目に見える世界を軽々と飛び越えて
あざやかだ。


そう、ちょうどシルトホルンのポスターのように。


そんなあなたの、日本でははじめて出版されたという作品集を
真夜中、誕生日のお祝いとしていただいた。
こうして眺めていると、色使いのうつくしさはもちろんのこと、
あなたの描く線はなんて魅力的なんだろう。迷いがなくて、
わかりやすくて、まっすぐに飛びこんでくる、見る者の視界に。
そして、まったく写実的ではないのに、なんだか動き出しそうな
気がするんだ。描かれている人や、動物や、車が、今にもさ。
生きている線なんだな。


いつまでもいつまでも眺められそうだ。


眺めているうちになにかがインスパイアされるかもしれない。
そしたらこの本を贈ってくれたひとにお礼の葉書を描こう。
そう、サヴィナック、あなたはおくりものとしてここに来たんだよ。
ちょっと写真がピンボケで申し訳ないけど、わたしの本棚の
一等地へあなたを招待します。


ありがとう。

起承転転

キロへ


一年ももう半分が過ぎてしまった、なんていうのは毎年の
常套句みたいなもので、相手に同意をもとめて自分を
安心させたがっているようなところがあるね。
キロ、どこにいますか。元気にしていますか。
ごぶさたしています。


実は、今住んでいるこの部屋を、秋までに出なければ
いけないことになって、少しだけ途方に暮れています。
理由は老朽化による取り壊し。
見た目はそれほど古くも見えないのだけど、まあ、
みばえのいい建物をたてて、もう少し家賃を
取りたいというのが本当のところではないかと思う。


とはいえ、この突然の事態にわくわくした気持ちを持って
いることも事実で、わたしはまだどこへでも行けると思っているし、
どこへでも行くつもりでいる。


これはこないだ人から聞いた話なのですが、福井の永平寺では、
毎年雪の季節に瓦を取りかえるため、「瓦志納」という寄付を
つのっているそうです。そして寄付をすると、寄付をした
その人と、その人にかかわりのあるすべての人々のしあわせを
祈っていただけるそうです。


そういうところに、ひとりでふらりと行ってみるのも
わるくない、と思いました。思いつき程度でいいから、
なにかちょっとした目的がないとひとり旅はむずかしい。
少なくともわたしにはそう思えます。「ひとり旅」が
目的になってしまっては、たぶんだめなのです。


なんだか眠れずにつらつらと書いていたら、朝に近い
時間になってしまった。
ほかにもいくつか書き記しておきたいことがあったのですが、
真夜中の手紙はキケンなのでここまでにしておきます。


恋文の起承転転さくらんぼ(池田澄子


それではまた。
どこにいても元気で。


メートルより


池田澄子句集 (現代俳句文庫)

池田澄子句集 (現代俳句文庫)

[おくりもののある景色]無用の用

 手紙は、こうでありたい。
 とくに、なんの関係もない第三者が読んでも、心たのしい、ほほえましい、あるいは心がやすらぐような手紙こそ、最上の手紙である。つきつめていけば、“無用の用”に帰着する。


『手紙読本』(江國滋 編)所収「書きたい手紙・読みたい手紙」より


賀状から恋文まで、さまざまな手紙が収録されているこの本、
福武文庫で絶版なのですが、他人の手紙のなんとおもしろいことよ。
しかも書いたのは、漱石に太宰、谷崎、安吾など、日本文学史に名高い
文人たちなのであります。
上記引用は編者、江國滋の弁ですが、中には「書きたくない手紙」や
「読みたくない手紙」の章もあり、恋文は「読みたくない手紙」の章に
入っている。

 恋文というものは「書くもの」もしくは「もらうもの」であって、「読むもの」ではない、というのが私の確信である。
 だってそうではないか。大谷崎といわれる天下の文豪が、惚れた女(しかも人妻)を「御主人様」と呼び、おのれを「侍女」と認めたり、天下の歌よみが「ああ恋しくてもう駄目です」だの「あゝ恋しいひと、にくらしい人」だのと、臆面もなく書きつらねたり、ああはずかしい、というしかない。


同「読みたくない手紙」より


そもそも手紙とは、特定の個人や団体とのやりとりを前提にしているわけで、
受取人以外の他人が手紙を読むことを念頭に恋文を書くひとは…
意外といるかもしれない。まあ、でも恋文が手紙の中でも特に
個人的なものであることにちがいはないだろう。
斎藤茂吉永井ふさ子に宛てて書いた手紙を、必ず焼いてほしいと
頼んでおり、ふさ子も最初の30通ほどは焼いているが、それ以降は
保管され、その結果こうして公表されて、しまって、いる。
この恋文が本当に、なんというか本当にはげしくて、見境がなくて
すごい。
読んでいて顔が火照ってくるようだけれど、おそらく同等の情熱を
作歌にも向けていたはずで、はずかしくもやはりちょっとうたれる。
その人の生の熱量に。


さて、では「こうであってほしい」手紙とはどんなものなのか。
ひとつ、短い手紙をご紹介します。


 きのうヤルートへつくとすぐ小さな船(ボンボンボンといって走るやつ)にのりかえてべつの島に行きました。そのとちうでいるかが三十ぴきばかり、ぼくらの船をとりまいて、きょうそうするように、およぎました。あたまを出したり、しっぽを出したりしておよぎます。中には空中にとびあがるものもあります。ぼくから十メートルくらいはなれた所で三匹そろって一どにとびました。いるかはとてもふざけんぼですよ。



同「書きたい手紙・読みたい手紙」所収「中島敦から中島桓(たけし)へ」

※文中「やつ」とはじめの「いるか」に傍点、「とちう」とあとの「いるか」に傍線あり

一箱キーワードその6:スリップその2

kmfar2006-05-16



その1のつづきです。
オクリマスルはオヨヨ書林前に
箱を出していました。
雨は残念だったけれど、
午前中だけであんなに楽しかったなら
一日やっていたら興奮しすぎて、
ぶったおれていたかもしれません。

○ふれあい館で売れた本○


★アルプスのきょうだい(ゼリーナ・ヘンツ/アロワ・カリジェ)¥500→¥300
   「スイスの画家が描くアルプスの景色のうつくしさ」
★ずばり東京(開高健)¥500
   「ずばり傑作!」
★ポストカード(安西水丸)¥500
   「(目次参照)「渡辺昇」とは安西さんの本名です。」
★海のしろうま(山下明生長新太)¥300
   「海のきびしさをわたしはまだ知らない」
★記夢志(島尾敏雄)¥500→¥300
   「なぜどの夢も死の匂いがするのでしょう。」
★ドスンくん(ロジャー・ハーグレーヴス/田村隆一)¥300→¥100
   「ドスンくんがいるから生きていける、そんな気さえする。」

○手元に残った本○


★サンクカルネ版エルベ・モルバン展図録 ※ポストカード付き¥1000
   「ねじりたくなるかわいらしさ!」
★すてきな詩をどうぞ(川崎洋)¥300
   「あなたに詩を取り戻す」
★持たない生活(向山昌子)¥500
   「いつも収入の半分以上が本代だった…。それでいいのだ!!」
★もう起きちゃいかがと、わたしは歌う(西田俊也)¥300
   「25才で読んだ。おもしろかった。もうすぐ28才です。」
★100万匹目の羊(坂崎千春)¥300
   「眠れなくてもこわくない。モコがでてきてくれるから。」
★ひみつのお茶会(坂崎千春)¥300
   「生まれかわったらぬいぐるみになりたい。」
★椅子(池谷剛一)¥500
   「座ってない椅子、ありませんか。」
★樹のうえで猫が見ている(やまだ紫)¥500
   「女の人は幸せと淋しさを同時に感じることができる。」
★にちようび(もとはしさとこ)¥500
   「すてきなにちようび!明日はおかたづけだ!」
★ELOISE(KAY THOMPSON/HILARY KNIGHT)¥500
   「NYのホテルに住んでる女の子、エロイーズ。」
★もりのえほん(安野光雅)¥300
   「静寂が見える。」
ババールといたずらアルチュール(ブリュノフ/矢川澄子)¥300
   「らくだもかばもカンガルーもやさしい。」
ババールとサンタクロース(ブリュノフ/矢川澄子)¥300
   「サンタクロースのすまいが公開されています。」
ババールのはくらんかい(ブリュノフ/矢川澄子)¥300
   「G・Wははくらんかいに行きたいです。」
★そんなときなんていう?(ジョスリン/センダック/谷川俊太郎)¥300
   「さあ、読みおわってあなたはなんていう?」
★さあ、ゆめのじかんです(サーラ・ファネッリ)¥1000
   「早く帰ってねむりたい。」
★えびすどんおばけどんのあそび(かこさとし)¥300
   「驚愕の本。どの遊びも宇宙レベル。」
★ピー、うみへいく(瀬田貞二/山本忠敬)¥500
   「『しょうぼうじどうしゃじぷた』の絵の人。この作品、単行本になっていません。」
★Anybody at Home?(H・A・REY)¥500
   「邦訳タイトルは『だれのうちかな』。出版社品切です。」
★フィーンチェのあかいキックボード(ベッツィー・バックス)¥300
   「不忍通りをキックボードで走ってみたい。」
★もっと幸福な一日(吉野朔実)¥300
   「『少年は荒野をめざす』は本当に名作だと思う。漫画家の絵本。」
★想像力の豊かな人のための小さな本(キン・シオタニ)¥300
   「刺激されたらハガキを出そう 久しぶりのともだちに」
★ちょびひげらいおん(長新太)¥500
   「ああ、はやしたいなあ、ひげ。」
★わたしの猫ものがたり ¥300
   「魅力的な人のそばに魅力的な猫がいる。」
★人類への胃酸(野田秀樹)¥300
   「言葉が遊び疲れちゃう。」
★大正時代の身の上相談(カタログハウス編)¥300
   「子どものころこっそり読んでた人生案内。」
★青インクの東京地図(安西水丸)¥300
   「国鉄があったころ…」
★私の海外旅行術(岩波書店編集部)¥300
   「カバーイラスト担当のお名前を見てセドっちゃいました。」
★智の粥と思惟の茶(松山猛)¥300
   「友だちを得た夜、よい書物にめぐり逢えた日、自分で修理した時計が動き出した時、また   長い時間のかかった仕事が終り、心身に充足感がみなぎる夕方などに飲む酒はうまい。
   (P187)」
★ふたつの夏(谷川俊太郎佐野洋子)¥500
   「あなたの夏もあわせてみっつ。」
レイモン・ペイネ画集 恋人たちの詩(立原えりか訳)¥500
   「世界中のハートがここに集まっている。」
★少女マンガ家ぐらし(北原菜里子)¥300
   「交換日記の連載マンガは絶対未完。」
ミッキーマウスのクッキングブック&ミッキーマウスのグリーンライフブック
 (キリンレモン文庫)¥300(2冊)
   「ミッキーマウスが微妙にニセモノっぽい。」
★まゆみさん物語(橋口譲二)¥300
   「写真家がひとりさまよっているよ」
★花の妖精たち 夏(シシリー・メアリー・バーカー)¥300
   「ポケットに妖精。」
★花の妖精たち 庭(シシリー・メアリー・バーカー)¥300
   「つつじのそばにもいるかもしれません。」
★星三百六十五夜 秋(野尻抱影)¥300
   「自分だけの星座があった。」
★あるいは酒でいっぱいの海(筒井康隆)¥300
   「想像力をオクリマスル!」
★詞画集 チッチとサリー(みつはしちかこ)¥1000
   「2頭身でもいいからチッチになりたい。」
★愛について―あなたと(みつはしちかこ)¥500
   「フーフーと、みっともなく生きている、かわいらしい私たち!!(あとがきより)」

一箱キーワードその5:スリップその1

kmfar2006-05-15




だいぶ間があいてしまいましたが、
これをやらずに一箱古本市
しめくくることはできません。


「一夜漬けはキケンです」という
しのばずくんの教えを守り、
一週間前からスリップにコメントを
書きはじめましたが、結局前日まで
終わらず。
どうせなら気のきいた一言を、と思うとじっくり読みふけってしまい、
おお、いかんいかん、とたびたび我に返る。
1冊3分で書けばあと2時間で終わる!と試験前の学生みたいなことを
言いながら、ひとつひとつ書き入れました。


一箱古本市に来た方も、来れなかった方も、来たけど
雨で見られなかった方も、オクリマスルではこんな本を
並べていました。
どうぞ、のぞいていってみてください。


○店頭で売れた本○


★グリーティング(山本容子)¥500
   「季節を真空パックにしたら、山本容子の版画になった。」
★ぜんまい屋の葉書(金田理恵)¥500 ※鳩居堂の葉書付き
   「誰かに葉書を書きたくなります。というわけでおまけに葉書をつけました。」
★おそうじをおぼえたがらないリスのゲルランゲ(J・ロッシュ=マゾン/堀内誠一)¥500
   「リスといえばゲルランゲ、ゲルランゲといえば堀内誠一
★Marble(100%ORANGE)¥500
   「しあわせがぎっしりつまってる」
★趣味の切手全書(平岩道夫)¥500
   「〒マークをついついなでてしまいます」
★りすのはなし(ブライアン・ワイルドスミス)¥500
   「りすがこっちを見てる!」
★Presents(角田光代松尾たいこ)¥500
   「「名前」も贈りものだった。」
★女王陛下のロンドン(ハービー・山口)¥300
   「青春記は読み飽きない。」
★ねこにみらいははない(長田弘)¥300
   「最も記憶に残るタイトルのうちの一つだ。(ジャッキー・ポンポン)」
★本屋はサイコー!(安藤哲也)¥300
   「あなたもサイコーの本屋、やりませんか?往来堂初代店主の著。」
★いそがなくてもいいんだよ(岸田衿子)¥300
   「ちっぽけなことでいそぐから、こんなにだいじなことに気づかない。」
★若者たちの神々Ⅰ(筑紫哲也ほか)¥300
   「二人の間に時代が見え隠れ。対談集は死にません。」
★もぞもぞしてよゴリラ(佐野洋子)¥300
   「想像力がとまらない」
★エブリシング(安野光雅)¥300
   「安野光雅はいったいいくつの出力装置をもっているんだろう」
★空想犯(安野光雅)¥500
   「絵の具+言葉+旅+津和野+先生+……=ANNO」
★ずばり東京(開高健)¥500
   「『古本通』でも引用された傑作ルポルタージュ。ゆっくり読んでください。」
★ことわざ絵本&PART2(五味太郎)¥500
   「「買ってばかりじゃなくて読め」買った買ったとよろこんでばかりいないで…。
   (P156)」
★止まらない汽車(加藤登紀子)¥500
   「「紅の豚」を見直したくなった。時には昔の話をしましょう。」
谷川俊太郎の33の質問谷川俊太郎)¥500
   「対談集のなんと面白いこと。しかも谷川俊太郎。」
★ふしぎな三人兄弟(高橋眞理子/さいとう陽子)¥500 ※リブロの絵本目録付き
   「色よし、線よし、おはなしよし、これが絵本だ」
★は は はるだよ(与田準一/西巻茅子)¥300
   「ひ ひ ひとはこふるほんいちだよ」
★スースーとネルネル(荒井良二)¥300
   「子どものころの夜ってこんなだった。」
★雨の動物園(舟崎克彦)¥300
   「晴れますように! 一箱古本市店主一同」
★なぞなぞあそびうた(角野栄子スズキコージ)¥300
   「ふしをつけて歌ってしまおう。」
★はろるどのふしぎなぼうけん(クロケット・ジョンソン)¥300
   「はろるどって何者?」
三島由紀夫レター教室(三島由紀夫)¥300
   「小沢健二の愛読書。」
★手品師の帽子(安野光雅)¥300
   「魔術で詩はつくれない。」
★TINTIN IMAGES EN ACTION ¥300
   「読めないのに楽しくなる。」
★あなはほるもの おっこちるとこ(クラウス/センダック)¥300
   「ふるほんいちは あたらしいほんに であえるとこ」
★レディーバード図書館3 のりものえほん」(ケン・マッキー)¥300
   「OH!LADYBIRD!…という気持ち。」
赤ずきん(バーディット・ワッツ)¥300
   「「赤ずきん」だけど、水色がきれいな絵です。」
★東京ホリデイ(杉浦さやか)¥300
   「雨の日だってお部屋でホリデイ」
ピーターラビットのたのしい料理(ポター)¥300
   「ピーターラビットの村の料理はさぞおいしいのだろう。」
★なぞのマメずきん(舟崎克彦長新太)¥300
   「こんなおかしな本だとは知りませんでした。」
★ペンギンのペンギン(デニス・トラウト/訳:谷川俊太郎)¥300
   「飾ってよし、笑ってよし。」
トットのピクチャーブック」(黒柳徹子武井武雄)¥300
   「そういえば、長いことトットちゃんを読んでない」
金子みすず童謡集(金子みすず)¥300
   「見えなくても感じることはできる。
★カラーブックス トランプ(佐藤重和)¥300
   「ポーカーを覚えたとき、なぜか大人になった気がした。」
ペイネ・愛の世界旅行 ¥300
   「ラブ・パスポートもらえそうですか。もらえるといいですね。」


その2へつづく。

誕生日のお祝い


誕生日のお祝いをいただきました。
まず、箱をくるんである手の込んだ包装に感動。(写真後方)
箱をラッピングテープで巻いてあるのですが、
三箇所ほど、絵葉書がのぞくように穴を開けているのです。
ろ、労作だー。


しかし、こんなにしてもらっちゃったら、
もったいなくて包みを捨てられないじゃないか!


箱の中には、ショルダーバッグ。
バッグの中には、ぼくの知らない本。
本の中には、メッセージカード。
カードから、とりと傘が飛び出る仕掛け。


誕生日は、毎年、来る。
そのたびに、生きていることに新鮮な喜びを取り戻すため、
ぼくらは、贈りものを交わす。


ありがとう!
これからの一年が、楽しみです!


図鑑少年

図鑑少年